小切手帳の入手

では、口座に入ったお金を使うときにはどうしたらいいのか?
私の場合、家賃を小切手で支払うために銀行口座を開設したようなものなので、小切手帳を作ってもらうことにしました。
このことは、銀行との口座開設の契約時に伝えておいたので、待っていれば届くと思っていたのですが、3週間ほど待っても届きません。
そこで、口座開設時にもらった担当者の名刺にメールアドレスが載っていたので、そのアドレス宛にメールを出し、「小切手帳が欲しいのだけれどもどうしたらいいのか?」と聞いてみました。
そうしたら、「もう用意されていますので、取りに来てください。」と言うではありませんか!
そうだったのか!!と思って安心したのですが、ここから色々ありました・・・


さっそく銀行に行って、受付のお姉さんに、「小切手帳を受け取りたい」と伝えたところ、彼女に口座番号を聞かれました。
当然だなと思ってこちらの口座番号を伝えたら、彼女はパソコンをいじったうえ、「あなたの口座にはまだ1ユーロも入金されていないから、小切手帳は発行できません。まずは入金してください。」と言うのです。
確かに、その時点ではまだ1ユーロも入金していなかったので、そんなものかなと思い、その日のうちに入金をして、数日後にまた取りに行くことにしました。


そして、数日後、今度はもらえるだろうと思って、「小切手帳を受け取りたい」と受付のお姉さんに伝えたら、今度は入金の件では何も言われませんでした。
ただそこで、「あなたは小切手口座しか持っていないけれど、貯蓄口座も作ったらどうか。15ユーロだけ移せば作れるから。」と言ってくるのです!!
私は結構ですと断ったのですが、「じゃあなんでわざわざ口座を開いたのか?15ユーロだけ移すのに何か不都合はあるのか?15ユーロだけならいいでしょう?」と矢継ぎ早に言われてしまい、こっちもあまりフランス語力が堪能ではないので、15ユーロだけならいいか、日本より金利いいだろうしと思って、貯蓄口座も作ることにしてしまいました。
彼女が慣れた手つきで契約書を印刷して提示してきたので、確かに15ユーロだけ移っているのを確認して、サインをしました。


で、肝心の小切手帳はというと?
「これから作りますからその手続をしますね。小切手帳は2タイプあるのですが、こっちがいいですか?それともこっちがいいですか?」と言われました。
あれ?もうできてるんじゃないの?変だな?と思いつつも、「じゃあこっちでお願いします。」と頼みました。
「来週取りに来て下さい。」とのことでした(脱力)。


次の週、また銀行に行って、受付のお姉さんに三度「小切手帳を受け取りたいんですけど。」と伝えたら、今度はすんなり小切手帳が出てきました!!
でも、2タイプある小切手帳のうち、先週指定したものではないタイプの小切手帳です。
まぁそれは別にいいけどさ・・・と思っていたら、お姉さんは私に、「あなたはいつ小切手帳を申請したの?」と聞いてくるではありませんか!
やっぱりもっと前に用意してあったんだなと思って、小切手帳を見たら、なんと小切手帳の発行年月日はその日より20日も前になっていました!!!
その日付を見てどっと疲れました↓↓
「もう用意されているはずなんですけれど?」という一言を言わなかった自分が悪いなとは思いますが・・・


結局、私が小切手帳を入手したのは、口座開設の日から1ヶ月強経った日だったのですが、発行年月日を見れば、口座開設の日から約2週間後には入手できたことが分かります。
なので、口座開設から約2週間経っても音沙汰がないときは、確かめに行くといいのではないかと思います。