郵便局の現金為替

郵便局に行くと、Mandat Cash(現金為替)と書かれた用紙が置かれています。
他にも、為替は2種類置いてあって、その一つは、郵便局に口座を持っている人に払い込む場合、その口座に直接払い込むことができるというもので、もう一つは、為替の相手方への送達を郵便局自体がやってくれるというものだったと思います。
具体的な名前は忘れてしまいました。
私の場合、家賃を払い込む相手は郵便局に口座を持っていなかったですし、為替の相手方への送達を郵便局自体がやってくれるというのはシステムがよく理解できなくて不安だったので、現金為替(Mandat Cash)を選ぶことにしました。
これは比較的簡単でした。


払い込みたい額の現金を持って郵便局へ行き、郵便局に置いてあるMandat Cashの用紙に相手の名前と住所、自分の名前と住所、払い込みたい額(数字と仏文)で記入し、郵便局の窓口で、その用紙を渡し、自分の身分証明書を提示します。
すると、払い込みたい額に手数料を加えた額、日付等をその用紙に印字して、1枚目と3枚目を返してくれます。
こちらは、払い込みたい額+手数料を現金で払います。
返してもらった用紙の1枚目が為替になるので、これを相手方に渡します。
(私の場合、郵便で送りました。)
3枚目は自分で保管しておくためのものです。


ということで、一度慣れてしまえば分かりやすいシステムで、フランスに何の口座を持っていなくても利用できるので便利なのですが、欠点が結構あります。
・郵便局の列に並ばなければならない(郵便局では列が長くて時間がかかることが多い)。
・手数料がかかる(私の場合、9.70ユーロもとられました)。
・一時的にせよ、まとまった現金を持ち歩かなければならない。


ですから、やはり次の月からは何としても小切手を利用したいと思ったわけなんですが・・・これについては日を改めて。