大学利用手続

既に何回か述べていますが、私は、Master2にもDoctoratにも登録をせず、しかも自由聴講生Auditeur libreでもないという身分でフランスの大学に研究留学しています。
でも、大学の研究室や図書館などを利用するわけですから、大学に対して何らかの手続をすることが必要です。
大学の事務の方は、そういう私のために、Carte d'accueilというカードと、図書館の利用証を作成してくださいました。
この手続に必要だったのは、証明写真2枚だけです。


Carte d'accueilは、写真を持っていった日にその場で作成して渡してもらうことができ、図書館の利用証は1週間未満で出来上がったとの連絡があり、事務まで取りに行って無事にゲットしました。
研究室については、初めに、受入れ教授からの承諾を得ているということを説明すれば、その後は、秘書の方やメンバーが私の顔を覚えてくれるので、特に学生証などのカードは求められることなく、利用することができています。
ということで、大学の施設の利用については、まったく不自由ない状態です。


ほんの少し不自由があるとすれば、大学の建物の入り口での検査に際してです。
私の大学では、11月の半ばくらいから、大学に入る際に警備員に対して学生証を提示することが必要になりました。
私の場合、Carte d'accueilを提示すれば通してもらえるのですが、一般の学生が持っている学生証とは違うので、警備員による検査に少しだけ時間がかかります。
でも、「Carte d'accueil」という表示や、私の名前・写真等を確認すれば、こちらが特に言葉を尽くして説明しなくても通してもらえるので、それほどの不自由ではありません。